REGAL TOKYOでUチップを購入したので記していきます。
仕様について
アッパーはホーウィン社のクロムエクセル(chromexcel)というオイルドレザーを使用。
ソールはリッジウェイ(Ridgeway)というパターンのラバーソールになります(メーカーがよくわからないのですがイギリスのDainite社がHarboro Rubber社のゴムを使って製造してるという構造なのでしょうか?)。
製法について詳しい話は店員さんに聞き忘れたのですが、見た感じリバース・ウェルト製法っぽい感じの糸が見えますね。 重厚感があってほどよくカジュアルめのデザインが好きです。
ラストはREGALのLast#50というものです。過去の記事で紹介したW18REBもこのラストであり、私の足に合っているのを確認済みなので安心して買うことができました。
ただ、ラストが一緒でもこちらは革の厚みが若干厚いので、履き心地は少し違いますね。まだ革が馴染んでいないというのもあり、がっしり足がホールドされる感じがあります(下の画像の左側はW18REB)。
メンテナンスについて
クロムエクセルレザーは初めてなので手入れについてREGALの店員さんに伺ったところ、
- 汚れ落としして
- デリケートクリームを入れて
- Saphirのオイルドレザー用のオイルを入れる
という方法を紹介してもらいました。Saphirのオイルも買いました。
Amazonでいうとこれですね
内容としてはニートフットオイル(牛の脚部の脂)とホホバオイルとのこと。
ニートフットオイルはエイジングが促進されるようで、実際そういう話は店員さんもされていました。
人によっては手入れの際にロウの入ったクリームを塗ってツヤを出したりもするそうです。また、Uチップの部分がこの靴は溝を掘ってるだけのスタイルなので染めて溝を目立たなくしたり、リバースウェルトの縫い糸も染めて目立たなくしたりとかいったことをする方もいらっしゃるようです。靴の手入れは「絶対の正解はなく、許されぬことなどない(Nothing is true, Everything is permitted)」といった感じですね。自由ですね。
プレメンテ後
ひとまず、店員さんのおすすめ通りにプレメンテしました。若干色が濃くなった気がします。
オイルは塗っても塗っても吸い込まれていくのでたくさん塗りたくなっちゃうのですが、「塗りすぎても型くずれの原因になる」というのは店員さんもおっしゃっていましたし、私もBerwick 3680のレザーソールにオイルを塗りまくってたら土踏まず部分が平らではなく(シャンクの形に沿うように中心だけ出っ張る形に)なってしまったという実体験があるので、ほどほどを保つよう気をつけていきたいと思います。
デニムと合わせるとこんな感じですね。
この靴は傷も経年変化と捉えてガシガシ履いていきたいと思います。