盆暗の革靴ブログ

革靴・革製品が好きなので、日々の記録を書いていきます

ParabootのCHAMBORDを履いたら踵が痛くなるようになっていた問題と解決策

「ParabootのCHAMBORDを買った最初のうちは問題なく履けてたけども半年くらいしたら踵が痛くなってきた」といった話を以前の記事でしました。

shoes-lover.hateblo.jp

進展があったので書きます。

仮説1:シューツリーが原因説

以前の記事では、

もしかしたらシューツリーが原因かもしれない

という仮説を述べました。

それから1ヶ月ほど、より足にあってそうな踵が大きめのシューツリーを入れるなどして試しておりました。

しかし、この方法では問題は解消されず、依然として踵が痛いままでした。

仮説2:踵の芯材が硬すぎる説

問題なく履くことができている他の革靴(Berwickの3680)とCHAMBORDを見比べていて気づいたのが、 踵の芯材が硬すぎて、木の板みたいになっているということ。

CHAMBORDの芯材は大きくて分厚く、もともと硬めです。そのうえ、水分・油分の意図的な補給はさせていなかったので、おそらく乾燥によって購入時よりもさらに硬くなっていたのだと思います。

実際、踵の痛みも、強く圧迫されて出ていた痛みなので、踵がもっと弾力性を持ってくれればよくなりそうです。

そこで対処として2点行いました

1. 水分・油分を補給する

靴の内側、踵の部分に対して、デリケートクリームで水分を補給し、またレザーセラムを塗って油分も補給してみました。 レザーセラムというのはこれです。

かなりたっぷり塗っても予想以上にグングンと吸い込んでいったのでやはり乾いていたのかなとも思います。

数日かけて塗っていったあとは多少柔らかくなってました。

2. 揉み込む

続いて、手で揉み込んでみました。

硬い革靴を揉みほぐす方法は革靴ジャーナリストのくすみさんが紹介されていたので(硬いローファーを馴染ませる際のコツみたいな話で出てたような)、参考にしてみました。

踵の芯材の繊維がほぐれてほどよい柔らかさになることを祈って軽く揉んでみました。

結果

上記2点を行ったところ、また問題なく履けるようになってきました

もともと雨の日用の靴として買ったので、最近の雨の日はCHAMBORDを履いて外出しています。